城北学園グリークラブの演奏会(2014)
今年で49回を迎える城北学園グリークラブの定期演奏会へ行ってきました。今年は吹奏楽部の定演が15回、弦楽部が第1回ということなので、大変歴史が古い演奏会です。
僕は仕事とぶつかってしまったので、パンフレットだけもらってきて、youtubuで同じ題名の曲を聴いてみました。今回は初の試みでグリー部さんが演奏会の様子を動画で限定公開されたので、少し活用させて頂いてます。(パソコンにイヤホンをつけるとよく聞えます)
校歌斉唱
良くも悪くも校風を規定する校歌ですが、なぜか昔から歌詞が覚えられない、忘れたとよく言われます。しかしそこは合唱部。1・3番に短縮し、3番は改良して歌っておられます。
第1ステージ まだ見ぬあなたへ
若者のエネルギー、そして若さゆえの苦悩がテーマとなっています。学生だからこそ表現することのできる感情を、高らかに歌い上げます。
後半があるので短くしますが、全部で18ある合唱作品集の最後の5曲を歌っておられます。23分もの歌を暗唱しているのはさすがで、考えながら聴ける歌という感じです。
1たそがれ(短い曲)
全く関係ないですが、昔聴いたみちでバッタリ(僕は12歳より)という歌を思い出しました
第2ステージ OB
1 フィンランディア賛歌
フィンランドの第二の国歌として親しまれている歌。原曲はシベリウスのフィンランディアで、ロシア圧政時代に歌う事を禁止されても密かに歌い継がれたそうです。
2いとしのマトナ(Matona mia cara)
イタリア人の女性に恋をした、ドイツ兵士の恋歌です。マトナとはマドンナ、つまり憧れの人のことです。何故マドンナをマトナと呼ぶのかというと、ドイツ兵が拙いイタリア語で愛を必死で伝えているので、どうしても訛ってしまっているという状況な訳です。
3 i've got six pence(シー・シャンティーより)
イギリスの俗謡。6ペンス稼いだ男が、帰る途中でお金をだんだん使ってしまい、最後はかみさんに0ペンスを持って帰るというコミック・ソングです。
4 shenandoah(シー・シャンティーより)
アメリカの船乗り歌。インディアンの酋長の娘に恋をした貿易商が片思いのまま去っていく、別れの歌です。
5 U Boj(突撃!)
クロアチアの愛国歌です。攻めてきたトルコ軍9万に対し、わずか2300人で戦い、壮絶な最期をとげたクロアチアの英雄を歌った歌です。
1 チェリー/スピッツ
2 蕾(つぼみ)
3 言葉にすれば
第4ステージ 高3 アカペラ →第49回定期演奏会 第4ステージ
プログラムに曲名がなかったので、演奏会以外に歌った歌を2曲あげておきます。
八木節 (板橋区民文化祭 板橋区合唱連盟2011,11,13)
Spirit Of Love (東京都高等学校文化祭 音楽部門中央大会2012,1,15)
第5ステージ 多田武彦男声合唱組曲より(部員・OB) →3~5番の実際の演奏(音声)
(1番と2番しか動画がみつかりませんでした)
1 「雨の日に見る」
2 雨後
3 水かげらふの歌
4 鷗どり
5 郷愁
アンコール →第49回定期演奏会 アンコールステージ
これもプログラムには曲名がなかったので、こちらのブログでは意外にありそうで珍しい、弦楽と合唱の演奏というのを2つほど取り上げてみます。昨年の城北埼玉高校の春一番コンサートの第1部でコンテスト形式でやっていた曲と、今春の第1回城北学園弦楽部コンサートのアンコールでグリー部が共演した曲です。
オー・ソレ・ミオ(歌詞付き)
花は咲く(弦楽と合唱)
吹奏楽と合唱ですが →花は咲く 柏市立柏高校吹奏楽部
関連記事