野ばら
なかなか有名な歌であります。240年前に、ゲーテという人が大学時代に振った女の子を想いながら作った詩だそうで、44年後にシューベルトが作曲、さらに14年後にウェルナーが作曲(編曲?)という様に、非常に時間をかけて作られた歌だそうです。
http://homepage2.nifty.com/densho3362/music/nobarawerner.htm
この歌、失恋の歌だということも知りませんでしたが、どうも学校で習う歌なのに、よく歌詞も覚えておりませんでした。
なぜだろう? と調べてみたら、小・中・高校以上と、歌詞が違う様なのです。おまけに替え歌まで作られていました。
5年生の音楽 http://bunbun.boo.jp/okera/w_shouka/s_sengo/se5_no_bara.htm
中等音楽(三) http://bunbun.boo.jp/okera/w_shouka/s_sengo/ch3_no_bara.htm
野中の薔薇http://bunbun.boo.jp/okera/w_shouka/s_sengo/ch1_nonaka_bara.htm
花鳥 http://bunbun.boo.jp/okera/w_shouka/m_shougaku/s3_hana_tori.htm
しかも替え歌の花鳥の方が明治17年で、明治42年に作られた野中の薔薇(女声唱歌)よりも古い。
日本でも、300年前に作られた童謡・唱歌・わらべ歌・子守歌・民謡といったものは多いと思いますが、こう恋愛の歌が歌い継がれているのは、文化かなあと感心させられるものがあります。
ここで一句 文化とは 文明開化の 略なのか(ワンパターン・・)