itisuke雑記帳▼

けやき祭、なずな祭、戸山祭、城北祭の挨拶文(2018)

 毎年伺っている4つの高校の文化祭の話なのですが、今年は平成最後の年、明治150年という事もあってか、校長先生のパンフレット挨拶文がそれぞれ奮っている様に思えたので、取り上げてみようかと思います。

 

城北埼玉高校けやき祭

「悔いなき瞬間(とき)を」

さて、日本では世間一般の傾向として大学・高校を含む学校の文化祭は、学問芸術など人間の精神活動の所産である「文化的」な面を重視するよりも「お祭り的」な陽気さ、明るさが強調、優先されてしまう傾向が伺えます。このようなことから城北埼玉の生徒の皆さんには、進学校としての自覚を持って「文化的」な面と「お祭り的」な明るさの両面を兼ね備えた楽しい文化祭をつくりあげていただきたい。全員一致協力して、文化祭を通して皆さんが持っている良い点や得意とするところを活かし、仲間とともに明日の学力につながる充実した展示や発表を大いに期待したいと思います。
 知性と責任が感じられる文化祭になることを願い、準備から本番、後片付けまで含め文化祭という「非日常」を思いっきり楽しみましょう。

  森泉秀雄校長

 

私立男子校なのに、高校1〜2年が全クラス参加(飲食か娯楽系のみ)という珍しい学校。高3は2000年まで全クラス参加だったものの自由参加となり、現在は3クラス程度。体育部は5、有志バンド3団体とやや低調ながら、意外に研究熱心な文化部は存在する。教員の参加は入試関連のみで、父兄や後援会も出店のみ。何故か戸山祭との同日開催が続く。駅前と後夜祭後のバスがなかなか発車しない。

 

 

市川学園なずな祭 

〜宇宙(そら)へ翔けろ〜

文化祭は「文化」の発表の場であり、「祭」でもあります。体育系の部活は対外試合という最終的発表の場があります。それに対し、文化系の部活にとっては文化祭が大きな発表の場です。また全員がどこかに所属し、学校における基本的単位であるクラス(学級)という集団にとっても、自分たちを表現する最大の場です。思い出に残ることの一つが、文化祭で何々をやったという話題であると卒業生がよく語っています。準備に時間をかけているかどうかという観点からもそれぞれの団体を評価していただければと思います。文化祭実行委員会は、展示、学芸、口述、ステージ、食品、編集、広報、装飾の8つの部に分かれ1年前からこの日のために準備を重ねてきました。どうぞ秋の1日を、お楽しみください。  宮崎章校長

 

土曜午前中は口述発表会が行われ、中学の教室は閉鎖される。共学になって音楽系のクラブが活発化し、大廊下の小ステージで絶え間なく演奏が行われている。駅や学校付近、バス停などに先生の姿が目立つが、校内では気にならない。

 

都立戸山高校 戸山祭

Fun for All, All for Fun

(全力で楽しむ、楽しむために全力を尽くそう、皆さんと楽しさを共有できるように)

 ところで、戸山祭は「問題提起の場」だと言われています。生徒は、自らにとって重要であり、しかも簡単には答えを見付けられない問題や課題を設定し、展示や演劇、映画製作等を通じて自分なりの答えを見出して、それを人々に伝えていきます。その答えは独りよがりなものではなく、「なるほど」と思わせるような普遍的・論理的なものでなければなりません。そのような答えには、賛否両論を含めて必ず何らかの反応があり、問題提起をする側と、それを受け取る側との間に様々なやり取りが生まれます。そのような双方向的なコミュニケーションの場が作られることこそが戸山祭の戸山祭たる所以であり、内輪だけで勝手に盛り上がる文化祭とは一味違うところだと私は思います。生徒諸君は、戸山生の意地と底力をもって、後世に残る立派な戸山祭を作り上げてください。最後になりますが、ご来場の皆様には戸山祭を大いに楽しんでいただくとともに、頑張った生徒に温かい励ましのお言葉をいただければ幸いです。   布施洋一校長

 

高1のクラスは展示、高2は演劇、高3は映画の全クラス参加。3日目の月曜は13時頃まで行われる。高2演劇は体育館で、高3映画は物理などの各講義室で上映される為、空き教室も目立つが、30年以上続く高3映画は他校に例が少なく、水準の高い物も多い。文化部の展示がやや低調。キャッチフレーズの解説が凝っていたりする。

 

城北学園 城北祭 「彩」

  文化祭は、生徒の皆さんが成し遂げたい目標を仲間と共に実現させるよう情熱を燃やし、挑戦する大切な行事です。その過程で結束力が生まれ、創造する喜びを感じることのできる青春の1ページだと思います。
 生徒の皆さんが、今日までの準備に要した時間や努力は大変なものであったと思います。大変であればあるほど、やがて充実感として喜びとして実感することになり、ヒトとして大きく成長することになります。
 また、友人の普段とはひと味違う素晴らしい一面を見ることもあるでしょう。是非、多くの展示や発表を見て、聞いて、読んで、お互いを認めることも忘れないでください。素晴らしい文化祭になることを期待しています。(抜粋)  小俣力校長

 

けやき祭へ(2018)

 先日、日曜のお昼に城北埼玉高校のけやき祭へ行って来ました。
 今年、算理入試の世代が高1となりましたが、高1・高2の全クラス参加(飲食か遊び)は無事でした。ただバンドが3団体、高3クラス参加も3団体と低調で、美術部は不参加。花形の鉄研とか模型部も去年より地味だったし、地歴部の展示が活字になっていたのが印象に残りました。
 高校棟奥の6教室分の建物は閉鎖で、土曜午前のホールで学校説明会が始まっていました。上福岡駅のバスは1時間に2本でした。テーマはグッと来ますね。


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僕のつぶやき2018年1〜6月

 今年前半によく見てもらったツイート(インプレッション数)のベストテンをまとめました。

 とはいえ今回も城北埼玉高校が6件、城北高校が3件で、さえない話が上位に来てしまいました。

 

 

第1位6456 大木先生の公約

 

第2位1160 城北祭の小ステージ

 

第3位1151 城玉の本川バス、所要時間30分に

 

第4位1014 城北埼玉の校歌を混声で

 

第5位887 校歌で使った女声歌唱サンプル

 

第6位839 県立トップ校と城玉の違い

 

第7位740 城北埼玉吹奏楽部の定演へ

 

第8位666 城玉、吹奏楽部の演奏会でバス運行

 

第9位598 市川学園OBが市川市長に

 

第10位593 城北高校の東大合格者数

 

お母さんの城北探訪記

 城北学園の生徒のお母さんが、学校を紹介する記事を書いておられました。学校のイメージを損ねずにリアルに取り上げた物は珍しいんじゃないでしょうか。東大2ケタの高校って他校にはない雰囲気があって、個々の人たちから刺激される様な物が多い気がしますよね。

 

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城北学園グリークラブの演奏会へ(2018)

 今年60周年を迎えた城北学園グリークラブ定期演奏会トッパンホール)へ。9名の部員さんが英・仏・独・伊・ラテン語の歌を熱唱。歌唱力のあるOBの人たちと一緒に、だんだん後半になるほど音量が上がって行く様な曲目の構成でした。

 城北だから城北埼玉高校の名前は出ないけど、初代部員だった城玉の磯部徳彦元校長が当時の様子を話したり、初代顧問の笹倉強(確か城玉元教頭)先生が城北の小俣力校長の隣りに座り、司会者から紹介されるという場面もありました。

 演奏の中では、1番最初に歌われる校歌が今年は3番まで歌われて、声や曲的に洗練され、他の歌と比べても1番うまい演奏だったと思いました。あとピアノ伴奏が今年は後半からとなり、少人数の生徒さんたちがピアノの奥で歌ったり手前で歌ったりと工夫を凝らして歌っておられました。

 2代目顧問の山口先生は創団60周年と同じ60歳とのこと。先生の同窓生には城玉吹奏楽部顧問の加藤先生がおられます。

 城北ってOBに著名なミュージシャンを聞かない学校ですが、OB前田武彦さんがエイトマン笑点主題歌の幻の歌詞などを作詞されていますので、ぜひ演奏会などで繰り返し歌ってほしいです。


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鉄鍋

 鉄分が取れると聞く鉄の鍋、新宿の三平ならありそうだと、850円だったかで買いました。沸騰すると取っ手が熱くて触れないので、ぬれ布巾で持ち運びます。2ヶ月たちましたけど、相変わらず肩こりは治りませんです。鉄は汗で体外に出されやすいそうなので、普段からコーヒー飲む時などで使いたいです。


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