海城が高校募集停止

 よく男子校の高校募集は人気がないとか、高校に3年間通う為に初納金が百万円は高すぎると言われる訳ですが、最近は桐朋、巣鴨、城北など、私立進学校の高校募集の競争率が、実質1倍台に下がっているそうです。

 昨年、海城高では125→85名へ、募集人数を40名も減らしたにも関わらず、今年の高校入試で倍率が1.67倍という過去最低値を記録。補欠合格者も激増して、全入に近い入試だったとのことです。

 巣鴨高の場合だと、100名募集でも全員合格とせずに入学者は半分以下。高入生のクラスが1クラスしかなく、3年間持ち上がり(文理混合かw)で、7割が浪人となるそうです。

 ここ数年の海城の東大合格者は60→52→51→44→30→49名。開成高校と試験日が重なるのが惜しいと言われましたが、2008年に東京メトロ副都心線西早稲田駅」が開業しても不振が続くので、高校枠は打ち切られたという事だと思います。

 で、高校の募集をなくす分は、中学枠の在学年数が6年と長いので、新たに30名の帰国生募集をやる事で対応するそうです。またここは入学手続き時は入学金だけですし、設備費・教育充実費は毎年1学期の納入になっていて、内部生も高校入学時に入学金を払う事になるので、今回の件での値上げは行われずに済む様です。

 ここは私立では珍しく、内部生と外部生を高1から混合クラスにする学校として残っていましたが、たまに海城祭へ行くと、正門の千羽鶴など、まだかけてるんだなぁと感心したり、中庭のステージも1日中予定が組まれていて、大昔にはチンドン屋や女装喫茶なんてのに、度肝をぬかされた事もあります。また弓を引かせてもらったり、大量のカブトムシを眺めたり、ハングル文字は日本人が作ったものだと教わったり、鉄研Nゲージには滝とか橋とか凝ったり、プラレールもあみだという形で早くから取り入れられ、多くはないけどユニークな団体が見られる学校でした。

 後夜祭の打ち上げ花火が始まる前の時代だけど、帰り際、実行委員の人たちが正門に整列して、「ありがとうございました!!」って、すごい熱気だったのをよく覚えております。周りに「海城行きたかった」という友達が何人かいたので、ちょっと印象的な学校です。

 まあ海城みたいに、東大合格者が30名とか50名なんて学校ならば共学化の必要性はないのかもしれませんが、都立の戸山高みたいなトップ校でも、女性の先生はたった10名だといいます。確か早実が移転して伸びた学校だったと思いますが、もし共学ならば海城も日本一の文化祭になれる高校の一つだと思います。また落ちた時には是非お考え頂きたいものです。